Think CIVILITY 著者: クリスティーン・ポラス

Think CIVILITY

クリスティーン・ポラス
Christine Porath
ジョージタウン大学マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授。
活気ある職場を作ることを目的とし、グーグル、ピクサー、国際連合、世界銀行、国際通貨基金、米労働省・財務省・司法省・国家安全保障局などで講演やコンサルティング活動を行う。
その仕事は、CNN、BBC、NBC、MSNBC、CBS、ABC、『タイム』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『フィナンシャル・タイムズ』『フォーブス』『フォーチュン』『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』など、世界中の1500を超えるテレビ、ラジオ、紙メディアで取り上げられている。
ノースカロライナ大学チャペルヒル校ケナン=フラグラー・ビジネス・スクールにて博士号取得。博士号を取得する以前は、スポーツ・マネジメントとマーケティングを行う大手企業IMGに勤務。
共著に『The Cost of Bad Behavior』がある。

Think CIVILITY

①一般的に考えられているよりも、礼節や無礼は経営に影響

②個人またはチームにおいても無礼を減らし、礼節を増加することは可能

③礼節の増加、無礼の減少を目指すならば、環境づくりが必要

④無礼な人間は少なからず存在

無礼とは

無礼…受け取り側によって変化するもの

⇒ 多様化が進む時代に合わせて、変化出来なかった人は無礼な言動をしてしまう

無礼な人が及ぼす影響力とは

無礼な人へのコスト
➡アメリカでは年間5000億ドル

無礼な態度を受けた人への調査

・仕事にかける労力を意図的に減らす(48%)
・仕事の質を意図的に下げる(38%)
・組織への忠誠心が低下(78%)      

礼節とは
無礼な言動をしないこと ➡ 「礼節があること」 ❌

礼節ある言動
…相手を丁重に扱うことだけではなく、相手を尊重する気持ちが必要
 見返りや目的達成のために接するのではなく、ただ尊重し、良識を守る

礼節な人が及ぼす影響力とは

礼節を行う者のメリット
①仕事が得やすい
②幅広い人脈が築ける
③出世の可能性が高まる。

POINT

・人は一緒に働いて楽しそうな人間に対し、協力を求める傾向がある
・リーダーは気配り、優しさ、 思いやりなど、従来「女性的」と云われていた資質が求められている。

礼節を高める方法とは

・自身はどれだけ礼節な言動が出来ているのかを知るために別の人間に自分のことを尋ねる

・些細な仕草から相手の感情を読み取るトレーニングをする

・適度な栄養, 睡眠, 運動は日常的な態度を改善し、他者との関係をより良いものとする

礼節がある人が守る3つの原則

原則1 : 礼節のある人は笑顔を絶やさない
・自身の気分を高揚させる
・免疫システムを活性化させ、ストレスや血圧を下げる効果がある
・寿命を延ばす
・人を安心させ、親近感を抱き、元気づける

原則2 : 礼節ある人は相手を尊重する
・社員の仕事へのやる気に対し、最も影響があるのは上層部の姿勢 

原則3 : 礼節のある人は人の話に耳を傾ける
・聞き方を向上させる上で最も重要なのは聴く態勢を整えること
・相手の言葉や話し方に注意し、内容を聴き取る
・「何を話していないか」ということも重要

ワンランク上の礼節を身に着けるために

☑ 与える人になる
自身が持っている道具、知識、人間関係、時間などのリソースは惜しむことなく他人と共有すべきである

☑ 成果を共有する
自身が他人の手助けをすることもあるが、反対に誰かの助けを借りることもあるはずである

☑ 褒め上手な人になる
人は良い仕事をした際に上司から感謝の言葉をかけられるだけで、自尊心が高まり自信を深める

☑ フィードバック上手になる

☑ 意義を共有する
自身の仕事に意味を感じることが出来れば、仕事に熱心に取り組み、幸福にもなれる

礼節のある人を見極める
 有害な社員のコスト
  訴訟費用・社員の士気・顧客満足度の低下

💡 社内にとって有害な人を採用しないことが大切

・体系化された面接を行い、関係者の評価も考慮すべき
・予め自社の価値観を明確に伝えておき、その価値観の中で働きたいと思うかどうか考えてもらう

誤った評価システムを改善する

自身の会社の評価体系は、今どうなっているだろうか
礼節ある態度を促すような体系になっているだろうか
他人に何かを与える、他人と協力し合う行動を奨励する体系になっているだろうか
他人を助けることの出来るスター社員に対して適切な評価をし、感謝を伝えることの出来る会社になっているだろうか

「スター社員」は他の社員をすべて合わせたよりも会社の業績に大きな影響を与える

無礼な社員にどう向き合うか

共に働き続けるか
フィードバックやコーチを設けるなどし、改善にむけて努力してもらう必要がある

辞めてもらうか
ひどい態度をとって辞めていく人間だからといって、ひどい扱いをして良いわけではない

無礼な人から身を守る方法

無礼とは「受け取り側」が決める

・どういう時でも我を忘れてはならない
・ネガティブな影響を乗り越えるのに最も重要なことは 「自分は成功している」と思えること

あなたはどういう人間になりたいか

我々の態度は固定されているものではない
➡ 今から変えることは可能である

まず人の話をよく聞くように努める

礼節を身に付けるのに遅すぎるということはない、早すぎるということもない。

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