教養としてのアート 投資としてのアート 著者: 徳光健治

教養としてのアート 投資としてのアート

徳光 健治(とくみつ けんじ)
株式会社タグボート 代表取締役
山口大学卒業後、双日、アーサー・アンダーセン、サイバードなどを経て、アジア最大級の現代アートのオンライン販売「tagboat」を運営するほか、銀座にもギャラリースペースを構える。日本の現代アート市場拡大のため、一般の方にも気軽に買える機会をつくるべく奮闘中。 とくに若手アーティストがプロとして活躍できる環境づくりに力を入れている。

教養としてのアート 投資としてのアート

ビジネスパーソンが身につけたい基礎共用

・芸術家が何を訴えたいのか、どんな思考を持って作られたのか、
 その思いが伝わる作品に価値がある

・作品を投資としてコレクションした場合は、
 価値が上がる構図を学ぶ必要がある

・目利きに間違いが無ければ、人気を集め価格も上がる

芸術とは何か、現代アートは様々

近代美術
印象派が主流で写実的であり人物や風景画が多い

現代アート
何を現しているのかわかりにくく難解
美術品に携わっているプロの目からみても、意図がわからないものもある

何を伝えようとしているのか紐解く面白さがある!!

美術品市場について

1位 アメリカ
2位 イギリス
3位 中国

   日本 (1%)

日本の市場が小さい理由
・家がせまくて飾る場所が無い
・流行らない
・バブル崩壊で美術品は資産にならないと思われている

一次市場(プライマリーマーケット)…ギャラリーで販売する作品
二次市場(セカンダリーマーケット)…購入者の手を離れ、
                  転売される作品を集めて行われる販売

美術品投資が注目されている

・正しい目利きを行えば、作品の価値が高まり資産にもなる
・投資として成功させるためには、情報を収集し学習する必要がある
・数年のうちに、価格が数十倍になるものも多くある

重要なのは「発明品」と「インパクト」

発明品…これまでに見たことが無いような技術、あるいは作成法、表現の作品

インパクト…作品が何を伝えようとしているのか、製作者の思考を読み取り、
そのメッセージに感動できるもの、理解し共感できる作品

現代アートの持つ表現力や、背景にあるメッセージは、
多くの作品を観て学び、知識を高めていかなければ、
作品を目利きする力は養えない

アンディ・ウォーホルの発明とインパクト

アンディ・ウォーホル
・代表作:シルクスクリーンのマリリンモンロー
・世界的に有名なポップアートの巨匠
・シルクスクリーンに印刷した作品を大量生産し、
 オリジナルとは何か、コピーや流通とは何かを追求した

「だれでも15分間は有名人になれる時代がやってくる」と宣言
スタジオに出入りする無名の人々をフィルムに撮り続けた
他に例を見ない感性、行動が、周りに大きなインパクトを与えた

価値の上がる仕組み

買いたい人がたくさんいる ▶ 競争が起こる ▶ 価格が上がる

成功する作家に見られる3つの共通点

「貪欲さがある」
芸術家として確立したいという思いの強さが人よりもずば抜けていて、
絶えず前向きに突進する

「地頭がよい」
よく言われる頭がいい人とは少し違って、物事を俯瞰してみることが
できたりするなど、他の人とは違う発想ができる

「出会いをつなげる」
出会った人物の中から、永く深く付き合う人と、そうでない人とを
しっかり見極めることができる

作家自身の強みを生かして成功につなげる

・現代社会の情勢に敏感であり、自分が身を置くべき位置を把握し、
 人々に何を訴えたいのかはっきりと掴んでいる

・コミュニケーション力の高さ
 活躍しているアーティストは、コミュニケーション能力が高い
 自分から様々な方法を用いて、発信することが求められる

・忍耐力の強さ
 現代アートを理解するのは難しく、悪い評価を受けることも多い 
 あきらめずに、製作し続ける意志の強さが必要

アート作品の正しい買い方

❶表現の違う作品を色々購入した方が良い
❷ギャラリーをいくつも訪れ、1つの場所で買わないようにする
❸工芸品や写実的な作品は、おすすめしない
❹ギャラリーに展示できる作品は、場所が限られているので、
 それ以外の作品はファイルを見せてもらう
❺作家それぞれに代表作となる作品がある
❻飾る場所を考えて、作品を購入してはいけない
❼趣味で製作している作家ではなく、成功者になろうという
 意識が強く意欲的なプロとして製作している作品を買う

アートフェアに出かけよう

さまざまなギャラリーが集まり、作品を展示し販売するアートフェアに出向くと、ギャラリーの取り扱う作家や、傾向も確認できる

現代アートを通じて貢献しよう

美術品に投資する=社会に貢献できる
・ギャラリーから購入することは、製作された作品の初めての所有者に
 なることで、作家に価格の50%が渡る
・まだ無名の作家にとって、作品に金額が付くということは支援することになる

作品を見出す目を養おう

何度もフェアに訪れ作品を鑑賞し目利き力を高めることが、良い作品に出会うチャンスを増やす

初めての投資額

10万円

⇓ 自分で見て気に入った作品の価値が上がるのは、とても楽しみなこと!

目利きが正しければ、いずれ10倍になる可能性も!

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