勝つ投資 負けない投資  著者:片山晃 小松原周

勝つ投資 負けない投資

片山 晃
シリウスパートナーズCEO
専門学校を中退後の4年間をネットゲーム廃人として過ごした後、22歳で株式投資に出会い、投資活動を開始。2005年5月から7年半で、65万円の投資額を12億円まで増やした。2013年には運用会社レオス・キャピタルワークスに転じて機関投資家業務に従事。2014年、ベンチャー投資を行うシリウスパートナーズを設立して再独立。複数の上場企業に名を連ね、本格的な長期投資を実践している。現在の総額は25億円。ペンネームは「五月(ごがつ)」。

小松原 周
大手資産運用会社にてファンドマネージャー・アナリストを務める。徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行うファンダメンタリストであり、長いキャリアの中で一度も負けたことがないため「不敗の投資家」として知られる。これまでに日本通算で5000社以上の会社へ取材した経験を持つ。様々な業種業界に通じており経営戦略からコーポレートファイナンス、経済学、財務分析等の知識が豊富であることから、上場起業の経営者の間でも氏との面談は評価が高い。巨大ファンドを運用する現役のファンドマネージャーであり、株式市場への影響が大きいため、氏名以外の個人情報は基本的に非公開としている。

個人で行う投資の利点を紹介

ネットゲームに浸かった4年を過ごしていた片山氏は、バイトで得た65万円で現物取引を開始し個人投資家となりました。

個人で行う投資の利点を紹介

一般的には・・・機関投資家に、個人投資家はかなわないと考えがちです。

しかし・・・

機関投資家・・・情報量が多いが、個人判断で即座に動くことができません。
個人投資家・・・即座に行動でき、機動力においては機関投資家に勝ります。

投資方法は様々あり自分に合ったものを見つけましょう

時価総額や流動性が低い小型株の中から成長しそうなものを見つけ、
その株が動くタイミングを逃さず投資を集中的に行います。

成長しそうなものとは・・・
世の中がどう変わって行くのかを想像し、その分野に力を入れている企業
(省エネ製品開発、インターネットと製品を繋ぐIoT、etc)

それだけではなく・・・業績についても時間をかけて観察して行くことも大切

片山氏における成長株の見つけ方

・1株に対して当期純利益がいくらあるのかを示すEPSを重要視します。
・成長すると思われる銘柄の株価が、割安であるか割高であるかを分析します。

数字の変化をしっかり観察 ⇒ 将来的に株価がどうなるのか予測

値の変化があった場合、なぜ起きたのかを調べます。
⇒ 新しい製品が発売されヒットすれば売上が急速に上がります。

想像することで投資する力が高まります

歌手でも芸人でもデビュー時に、この人売れそうだと思える人がいるように、株の世界でも大きく成長する銘柄があります。

その予測する力を身につけるには、実際に成長した銘柄や、急速に売上を伸ばした企業のデータを集め解析していくことです。

中小型株には魅力があります

大企業株
各証券会社の専門家たちが監視している状況で、変化を先読みされています。
また、平均株価と似た動きをするため、急上昇することがありません。

中小企業株
注目している専門家が少なく、変化を発見することができ、良いタイミングをつかむことができます。

塩漬けしないための情報収集

銘柄を選び購入した後は、いつ売るかが大事なポイントです。
いつか上がるだろうと長期間保有するのではなく、いつ上がるか予測することが重要です。

5年かけて10万円の利益を得るよりも、3か月で1万円の利益を上げる方が効率の良い投資になります。

売ると損がでることを避けるため、やむをえず長く保有することを塩漬けと言いますが、この塩漬け状態にならないために、情報収集は幅広く行い、どのような場合にも対処できるよう備えておきます。

塩漬けしないための情報収集

銘柄を選ぶ際に次のことが必要になります。
・変化すると思われる要素を複数あげておく
・変化しない場合の理由も想定しておく

また、株価が大きく下がった時には・・・
・投資家たちが売却した理由を調べる
・下がっている状態を乗り越すための判断材料を捜す

リスクの無い投資はありません。
リスクも含めて利益を得るための材料集めをし、理解して行動することが大切です。

魅力的な企業の株を買うべきです

企業側は、経営成績や財務状態を明らかにしなければいけません。
株主は企業の価値を判断するため、企業の統率力や組織作りの向上を促します。

古い体制で経営し株主に余剰金を還元することもない、将来性も感じない、魅力が無い企業は外します。

企業倫理も分析することも大切で、投資する上での学習は怠ってはいけません。

投機家ではなく投資家になりましょう

・投機・・・機会に乗じて、短期間で利益を得ようとする行為
      ギャンブル性が高く、分析も想像力も必要としない

・投資・・・経済において将来的に資本を増加させるために、
      価値あるものに現在の資本を投じる活動

ある企業が製品を開発し売り出したら、世の中に認められ販売数を増やし
利益を上げれば、企業の価値が上がり株価も上がります。

⇒ その結果、株主は資産を増やす事ができます。

経営者と組織の魅了を見つけましょう
社会・経済・政治に大きな影響を及ぼすメガトレンドを見つけることが、
大きく成長する企業を捜すことに繋がります。
⇒成長する企業を捜す基準として、魅力的な要素をチェックすることが
 とても重要になります。

企業の成長には、経営者の手腕が大きく影響します。
トップがどんな人間かを知ることは、銘柄選びには必ず行って欲しい点です。

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